月別アーカイブ: 2013年11月

断酒にまつわる言葉

今週の月曜、11/18にアルコール外来と、アルコール勉強会へ行く。
さんざん逡巡したわけだが、結局行くことにしたのだ。

勉強会の参加者の方々は、みな僕より先輩で、断酒歴も長い方だと15年近い。
勉強会では、順次、参加者の方のエピソードや、近況を話し、自己開示していく形だった。

そうやって伺った中で、ずっと大切になりそうな言葉をメモする。

● 胸に刺さった言葉

 ここまで自然とメモにペンが動く会も久しぶりだ。

(1)歳をとればとるほど「あの時やめておいて良かった」と思うようになる

 これの別バージョンだったとしたら恐ろしいと思った。
 「あの時、辞めてさえいれば」

 勉強会の後の、医師との診察でも言われた。

「ここはね、重篤な依存症の方の入院設備もある。
 そちらの診療も僕はやってますけど、患者さんたちの人生の中には、ターニングポイントが2度や3度はあるみたいですよ。
 あの時、やめておくべきだった、というね。」

 担当の医師が教えてくれる。

「今が丸山さんにとって、その時の内の1つかもね」

 今辞めねば10年後、別の形でこのお医者にかかることになっていたかも知れない。

(2)アルコールを辞めれば、今起きている全ての問題が解決するわけではない

 何らかのことがらに行き詰まり、アルコール外来に来るわけだが、
 酒を辞めればそれらのことが、一挙に解決するなんてことはない。

 一人の方は、むしろ、酒なんか辞めても、何も変わらないよ、と言われました。
 自分自身の心のありようが変わらないと。
 結局はねえ、丸山さん、自分のここですよ、と胸を親指で指してお話下さった。

 もっともだ。

 たぶん、唯一言えるのは、酒を辞めればもう酔わない。
 それ以外は何も変わらない。
 それ以上は、自分の心次第ということなんだ。

(3)判断を誤るにしても、素面できちーんと考えて間違えるようになる

 後悔がない、ということなのかも知れない。
 僕は37年間、素面でたくさん間違えてきてる。
 でも酒で間違わなければ、僕の人生自体が大きく変わっていたとも思ってる。

 素面の間違えは、結局、それほど重傷にならない。
 ちゃーんと考えてから決めてるから。

● ある意味

思った通り、こうして苦しいと思いながらも参加すれば、
そのコミュニティの中で社会というものができ、感じ、僕は頑張れるような気がしてる。

次は12月の中旬。

それまで、あの日いらした皆さんが、お酒を断って、再度参集される。

● にしても

これプラス、明日金曜日は生まれて初めてカウンセラーの元へ行くことになっている。
久里浜の精神科へ行き、近所のカウンセラーに行く。
まるで病人のようだ。

アフェリエイト一考

「尊属」と「卑属」の意味がよく分からなくなる。
前に調べたら

sonpi

確かにどこかに書いてはあるけど。

尊属と卑属の意味が書かれてる。
ブービートラップがひどい。うっかりクリックしてしまい、尊属卑属を見逃す所。

が、全画面の2割程度。
何かのパズルゲームかと思った。

という話。

● レグテクト

という薬を処方された。

ネグレクトのようなレグレットのような響きだ。

酒がほんの少しだけ飲みたくなくなる薬。

というわけで。

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一度飲み始めた僕に怖いものはない。かも知れない。

ないといいなあ。
というわけで

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うっかりレールガンを海外サイトで見たりしながら。
明日も仕事なのだ。

あと10時間後には授業してる。

● ただ

何しろ言えるのは
macは遊べるわあ。という。

動画サイトを見てても、ふとそれをmacで見てると気づく。

滞りがない。
画面が広い。
違和感がない。

見事に、日本人の、ブランド意識を逆撫でしてくれたものだ。

ハードとソフトがこういう風に閉じた感じで心地よいのならいいわいなあ。

● そういえば

僕はお酒が飲みたくなくなる薬を飲んだんだった。10000円近く払って。

そして今

● 酒飲んでるわあ

あー死んだ方がいいわあ

と独りゴチながら、このレグテクト、
唯一の副作用らしきものが

● 希死願望

の増大だそうだ。
今朝

● お嫁に言うと

え、、、それ、旦那さんダメじゃん、ちゃんと医者に言ったん?

ええ、言ってません、ちょくちょく死んだ方がいいと思うなんて
じゃあ医者に行かずに死ねばいいじゃんて思われちゃうかなと。

それから

記録する。

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簡単に言うと

2013.11.11, Mon

 断酒実行。仕事終わり次第、近所の焼き肉屋へ。一人で。
 肉食ってゴーだ。

 夜中、寝返り打ちながら、23:00〜14:00寝て、謝って出社。

2013.11.12, Tue

 飲んじゃった。
 いやー、幻聴・幻覚・手の震え・異常な多汗・不眠。

 それらがない自分はまだ、軽度の依存症なのだそう。

 しかし、コントロールできない。
 帰りに発泡酒2杯ぐらいで、無意識に愚痴をずんずん独り愚痴る。病的だ。

● 家に

 帰ったら、そういうの、辞めようと誓って家へ入る。
 家人は皆いぬるのだ。


という書き込みを今(翌11/13 14:51)見てぎょっとする。
全く覚えてない。。

はじめての精神科

久里浜に来てる。

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久里浜医療センターというのがあって、
ここがアルコール依存症の治療と診察をしてくれる。

予約無しで診てもらえるということで、来た。

● 結果

自分の意思で「コントロール」できていないので、十分にダメなレベルのよう。
毎月第3月曜日に、同じ状況の人たちが集まる会があるので、来週からそれに参加することに。

会の名前が「HD」。
何の略なのか聞くと、ハード・ドリンカーとのこと。おぉ。

同じぐらいの人のコミュニティで、知り合いや友人などがいれば少しは頑張れるかもしれない。

● 時間

予約無しの外来は11:00までに受け付けないとダメ。
自宅のある海老名でホームページでそれを見たのが8:30。
10:40ぐらいにギリギリついた。

それから今日の流れを読む。

● 3〜5時間

かかると書かれていて、再び焦る。
相模原市で18:00〜授業があるのだ。間に合うかなーと思ってたら

● 看護師の方々が

もの凄いホスピタリティと的確なお仕事でスパっと進めて下さった。
予約無しは迷惑だっただろうなあと反省。

● アルコール外来って

精神科の先生が診て下さるんだ。
廊下で説明を受ける。

—・・・で、その後、精神科の、あ、いえアルコール科の医師の問診がありますので

と言い換えてくれた。
なるほど気遣いなんだなあ。

確かに覚悟はしてたけど、自分が精神科で診療を受けるという場面は若干センセーショナルだった。

● 症状は

かなり軽い部類のようなので、これからまたノンアルコールな毎日を送るのだ。

macを買う

とうとう買う。
いーや、もう、絶対買う。というか買った。

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もう、あれだ。
やっぱ、いいわあ。MacBook Air。

● 好きになっちゃいました

細かいところまで、大勢のアーティスティックな人々が寄ってたかって

● 議論しつくした感というか

そういうのを感じながら悦に入る。

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ただの段ボールながら、あけると「こんちは」と

● mac book airの旨が

顔を出す。
かなり悩んで配偶者に相談して買った高い買い物なだけに、こういう細やかな演出が購入者に対して設計されていることが、うれしい。

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なるほど、こうして人はマッキントッシュが好きになるのだ。

● 確かに

すごく昔にパソコンに触った記憶がある。
気難しく、アルコール依存症で、大嫌いだった父親が、どういう風の吹き回しからか

● コンピュータの

イベントへつれてってくれたことがある。
父との外出の記憶は大きく2つだ。

1つは、東京ドームへ、全く興味のない巨人戦をみる。
「おい、腹が減ったか」としきりに聞かれたが
怖かったので
「いいえ。大丈夫です」を繰り返す僕。もうほんと、はやく家に帰って自由になりたかった。

● 母からのフィードバック

「あいつ、俺が腹へってメシ誘ったのに、甲府まで一回も食べたいっていいやがらなくて」

といらいら愚痴ってたらしい。
それ、わざわざ、息子に言う?

ああいう大人になりたくない。母親のようには。

● いま

思い出すと、僕が色んな大人に不信感を抱いたきっかけは、
母親の陰口、それは彼女が、自分の味方につけたい一心の。あー

つまんない話になった。

37にもなって。

いや、今日は、ログとして、非常につまんないことを記そうとしてる。自分のためだけだ。

● もう一つは

パソコンの、何と言うんだろう、今でいう東京ゲームショウのようなもの。だとおもう。

そのイベントで僕は廊下の東向きの一角で、ひたすら

● ボタンが1個の

コンピュータで絵を描いてた記憶がある。
記憶では、たぶん

macintosh128

http://ja.wikipedia.org/wiki/Macintosh_128K

これだ。
昼前からずーっとこのパソコンの前から動かなかったような記憶がある。

● だから

嘘を言えば、嘘を言ってはだめだが

● たぶん、

生まれて初めて熱中したパソコンはmacだったのかも知れない。
いやあmacがいいやあ。

細やかだ。

● というのは

おいといてだ。

● 酒をやめた

すると因果なもので、周りはみんな酒を進める。
僕はもしかするとアルコール依存症で、このまま飲み続けると、すぐに死んでしまう脳具合なのかも知れない。のだ。

● いいかげん

夫婦喧嘩にも発展する。
そして心配した会社の友達が

● 飲み会を

励まされたり、諭されたりしてる内によく分からなくなる。

しらふで色々思案。

酒でこんだけ失敗してきた。
しかしやめると

● 妻からも

酒を飲めと言われる。
友人らからもおしなべて同じ意見だ。
上司からは、実際仕事のパフォーマンスが落ちてきていることを指摘される。

● 7ヶ月

辞めてた酒を辞めるのを辞めてみた。
みんなと別れて、そのままコンビニへ行き、さんざん逡巡する。

酒売り場の前で午前3時に、コンビニで腕組みをして唸る。

いい加減、店員の男の子が総出で僕を取り囲む。ような妄想が発生。
たぶん、普通に品物の入れ替えなんだろうが。

500mlのハイボールを買い、

● 飲む前に

いくらかゲップが出る。
意を決して、一気に煽る。

懐かしい匂いが鼻を抜ける。やがてふらふらになる。
そのまま駅の近くの漫画喫茶へ。

● それから

毎日酒を飲む。習慣が戻るのはあっという間だ。そしてもう7日だ。仕事中に、時より酒のことを思い出すようになる。前と同じだ。
やっぱり病気なんだろう。

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明日、予約してないが、アルコール外来というのに初めて行くことになってる。
軽くショックなのは、アルコール外来というのは、精神科なんだ。

● いやはや

おかしいまま思春期を終え、この歳まで引きずるとは思わなかった。
仕方がない。

でも予約無しだと行けないのかな。
だとすると、また世間に隠れて酒を飲む日々があと1週間続くことになる。これはこれで辛い。

多くの歌手のように、それでも前へ
という歌詞が書ける人にいかに才能があるのかを実感し

● もう

こんな時間だ。
寝ねば。