午前2時に,見始めるHulu
● なんか
2時間20分ぐらい掛かるらしい。
吹き替えでもいいけど,そのまんまを聞けるし,英語の勉強になるかなと
● 字幕版
で見て
● フーフー!
言ってたら,4時20分じゃねえか。
● ッアー
そういやそう言ってたな。2時間20分だって。
正確だ。
● キャッチフレーズは
『たった1回の性格診断で未来は決まる』
だ。
すげー気になるじゃん。しかも近未来。
● 100年前の「最終戦争」で
教訓を得た人類は,性格診断で人種を分けたんだそうだ。
分けるから争うだろうに。。
おまえらもう一遍ジョンレノンの『イマジン』でも聴いてろって
● 江戸前のてやんでえで
言ってやりたいですよ。ええ。僕なんかになるとね。(なんだ)
● その人種は
- 博識
- 無欲
- 勇敢
- ???
- ???
あとなんだっけ。
あと2つぐらいあったぜ。
・・・。
出てこないんで分かんないや。えーと(「平和」「高潔」だって)。
あと,どれにも属さない「ダイバージェント=「異端者」」がいる。
劇中では,もう,日本史の穢多非人的な役どころ。
「派閥」内で脱落したりタブーを犯したりしたらなるっぽい。
さすが契約社会だ。
欧米だ。
● そしたら
政治は「無欲」が司ることになってたけど,そのうちに
● 「博識」が
例のごとく
「永遠の平和を実現するのは,あてくし共ですわっ」みたく
やってくる。
あのヒール役の女優さんは何て人だろう。あんまりにも憎らしすぎてリスペクトする。
● 結局
分類するから軋轢が生ずるのか。
どうあがいても,人間の性でしようがないのか。
支配する側と,される側になるという構図を描いてて吐き気が止めどもない。
次に生まれるときは神様になりてえなあ。
● 「無欲」出身の
主人公は,なんだかのセレモニー(儀式)で「勇敢(治安部隊)」に
兄貴は,同じ日のセレモニー(生年関係ないのかな)で「博識(研究職,で,そのトップはクーデタラー)」に
それぞれ手のひらにナイフを入れて,誓いを立ててしまう。
痛そう。
ナイフで「グサ」って。ケッパンみたいなもんか。
にしても痛そう。
なんで,本気度示すときって,洋の東西血ぃを出すのか。
小学生がついおっぱい見て鼻血出すのはやっぱ本気度なのかも知れないなと思って映画を見る。
● あ
これネタバレサイトかも知れないです。
● つまり
出生はどうあれ,手のひらさえ切れれば,
● 商人の子が
侍に。
● 侍でござるが
やっぱ農民になるだよ。
● とか,一応ありだけど
家柄と異なると,両親ともう
● 会えないという。
なかなかの縛り。
● 「無欲」出身の
兄妹はそれぞれ
兄:「俺ってインテリジェンスだから博愛ってか,「博識」だよな。」
妹:「なんか,性格診断で「ヤバめ」って出ちゃった。直感で「勇敢」かな」
てなった。
文章理解能力希薄。
● なんか
フォーっていう男がイケメンすぎてため息が止まらないうちに
娘をかばって母(実は「勇敢」出身)が凶弾に倒れ,
敵の中枢進入時に,かなり勇敢で憤慨しきった父(格好いい)が,でもやはり凶弾に倒れ
主人公は
● 両親を失う
イヤー!!
これも幻覚であって欲しかった。
● アクションや
その他諸々。例えば
● 幻覚剤を
打たれて,幻覚世界を彷徨い歩くとか。
起きたと思ったらまだ幻覚世界だったーーとか。
● で起きたら
やっぱまだ幻覚世界やないかーい
● とか
どれがホントか分かんなーい♡
みたいな
● ヤバめの
トリックが2重3重なのかと思いきや,意外とガチだったり。チュー
ここでエロか?!と思ったら,主人公の女の子が
● まだだめー♥
とか。
エロやサイコや,かなり格好いいアクションシーンで僕を揺さぶりながら,
しかし
● 「無欲」の人々を押さえつけ
芝生に泣き崩れる「無欲」の人々に銃口を突きつける,
「博識」がつくっったヤクで操られた「勇敢」の黒尽くめの人々(中には主人公の親友の女の子も銃口構えてたり)を見たり。
● ホロコーストって
こんな絵面だったのかとか。
先の大戦で,日本人はどんなことまではしたのかなとか。
ばーちゃんは
「アメリカさんは,女にひどいことをしてくると聴いてたけど,アメリカさんは,結局紳士だっただよなあ」とか。
まあ近隣のアジア諸国をよく言わなかった祖母の言は
僕からすればあれはあれだけど
● もう一度
人が人を殺すことに
何ら正当な理由なんかない。
殊
戦争なんていうのは
● やっちゃいけないことで
大抵,そこにwin-loseのえげつない図式があり
僕ら善良な市民は,そのことを子々孫々伝えるのが
文化を持った良心なんだろうと
● 思うにとどめつつ
設定や,「博識」が「勇敢」を操り,「無欲」を駆逐しようと,
先の戦争からわずか100年で
そういう構図が生まれるということを暗示した設定に
● 考えさせられた
わけだ。
いつか書いたけど
僕の愛する子どもたちが,やがて大人になる頃に
世の中がもう少しでもよくなれば
いいのになあと思ったわけだ。