月別アーカイブ: 2006年3月

春期講習はじまった

またしばらく更新が空いてしまいました。

塾講師をやっております。

● 春期講習

というのを今、やってる。まさに今日から始まったわけだ。

僕は塾講師に3ヵ月前から転職したわけで、
その前は普通にサラリーマンをやってたわけで、
その頃は、毎年この季節になると、花見をしてたわけだ。

● 春期講習(3/26〜4/3)

金輪際できない。
それは花見だ。

そう考えると、聊か、サラリーマン時代が懐かしい。

ばかなことを春先に、桜舞い散る中
酒に酔って、少し薄着過ぎる着衣で、しっちゃかめっちゃかに酒を
飲んで歌って、倒れて、怪我して、汚して、
色々なもの(財布、携帯、メガネ、信用)を失いながら、毎年、春、
恒例行事とかしたその酒宴で、
よくも6年も騒いだものだ。

今年から、それはない。
なぜなら

● 春期講習

というのがある。
ちょうど、桜の花が綻び、咲き誇り、そんで散る。または散り急ぐ、
その間、僅か数日。

その数日を確実に捉えながら、教室で授業する。

気がつけばきっと、桜の花は全て散ってしまった後だろう。

● 時間割

朝の10:30ぐらいから小学生相手に算数。

小6だったら、
・倍数
・公倍数
・最小公倍数
 〜〜〜〜
・約数
・公約数
・最大公約数
 〜〜〜〜
・すだれ算
 〜〜〜〜
・そして、約分
・それは。通分
 〜〜〜〜
・やがて分数の加減法

などをやるわけだ。
いちおう伝記的内容、担当学年ごとにかくとこんな感じだ。

● 小6
=>上記の通り

● 中1 – 数学
正負の数。

午後からやる。

今や、多くの大人が普通に使ってる正負の数。
(-5)-(-8) = +3

みたいな内容。

正負の数と、後で書く(中3の)平方根は、けっこう最初ややこしい。
煩わしい。

で、習う側としては、かなり面倒臭いんだが、なんとか教え込まないといけない。

教える側として気をつかうのは、、、

● 内部生と体験生

内部生というのは、既に結構前から、うちの塾に入塾してて、
ずーっと、(学校の)先取りの授業を受けてる連中。
彼ら彼女らは、既に3月の時点(小6)で、中1の内容[3-(-4)=+7]を、
理解させてる。

体験生、というのは、この春期講習から「体験」として、
内の塾へ通始めた人達。

もちろん、そういう先取り内容を受けてない。

● 授業見学に親御さんが

来たりもする。

今日の数学(中1=現小6)がそうだ。

たまたま、体験生の名字が丸山(僕と同じ)だったんでちょっと親近感を覚えつつ、
親御さんまで教室に入って来てるので、
かなり気合い入れて授業。

体験後、親御さん曰く
「かなり速いペースで進むんですね、
 なんとかついてはいけそうですが。」

うちの塾の標準の数学は、もっと速い。
・・・のだが、、転職後3ヶ月の僕にはあのぐらいが精一杯。

● 中2 – 数学
「式の計算」て内容。

2x + 8 – x -5 = ?

てのは中1の内容。(解:x+3)

中2では、そうじゃなくて、定数項のないのをやる。

3x + 4y – 2y – 5x = ?

みたいなの(解:-2x+2y)。から、最終的には、

・整数nをつかって、奇数を表すには? (答え:2n+1)
・整数nをつかって、3で割ると2余る数を表すと? (答え:3n + 2)

とかをやる。
面白いのは、
「奇数に奇数を足すと必ず偶数になること」を、
文字式を使って説明しなさい。

とかいうやつだ。(3/31ぐらいにやる予定)。

解答例は;

 2つの奇数を、整数m、nをつかってそれぞれ
  ・2m+1
  ・2n+1
 と表すと、奇数と奇数の和は、
   2m+1 + 2n+1
  =2(m+n+1)

 ここで、2(m+n+1)は偶数、
 よって、2つの奇数の和は偶数になる!

とかなのかなぁ。 (^^; ← ちゃんとしろよ・・・

● 中2 – 理科

春期でやるのは「電気」だ。

「電気」
僕が卒業したのは、某大学の、工学部、電子情報工学科なのである。

「電気」
できなきゃ罪でしょう。

ただ、去年の中3に、何も知らず、並列接続の抵抗の求め方を
教えたら、かなり引かれた。

記憶している御仁も多かろう。

抵抗r1と、抵抗r2の並列接続時は、合わせてどのぐらいの抵抗値になるかといえば、
  (1/r1) + (1/r2)
の逆数になる。

これをレクチャーしながら教えたら、分数の分数、てな形になる。
中学生誰も分からない。

まぁ、そこまでは立ち入らずに頑張る。

● 中3 – 数学

平方根、て中3で勉強するのね。
これが、かなり混乱する単元。

・ 36の平方根は? =>±6

±ってところが混乱する。
さらに

・ -√25 = ?

これは -5 だ。じゃ

・√36 = ?

これを±6って書く奴が続出するらしい。
どうやって防いでやろうかシアン。

・√(-2)(-2) = ?

 -2って書く輩続出だろう。
どう教えるかはかなり思案。

・-√(-8)(-8) = ?

かなり大混乱。
どう教えればいいのやら。。

● といった感じで

頑張る。
てか、塾講師は楽しい。

● いろんな教室みたけど、、、

先生どうしで、生徒が来るまで(14:00〜16:00ぐらい)は、それほどテンションも高くない。

−◯◯先生、こないだのさ、書類、間違ってたから
−教室長が、そのへんは言ってくれないと分からないですから・・
−そういうのってさぁ、言われる前に気付くものでは・・・

−こないだの期末、結果は・・・
−経費の節減と、、、

なんて言ってる先生方も、生徒が一度くれば

−夜の札幌〜ぉっとくらぁ♪

−ピカーッ

−ヤマさーん、走るーぅ♪、滑る、こける〜♪

なんて言い始める。
歌い始める。
テンションが上がる。

時代に適合した面白さかどうかは別としてもだ。

ほんとに、生徒と一緒に居るのが
楽しくて仕方がない人達なんだろうなぁと思う。

で、僕もそんな一人なので、
あまり時間は普段ないが、
前の職の5000万倍ぐらい楽しく、0.6倍ぐらいの給料で暮らしております。。

割り〜算

塾講師をしている。
恩師が居る。

のは言った。2006/3/1の更新だ。スパルタだ。
こないだも一緒に飲んで久しぶりに叱られた。

● 恩師には中3から

お世話になった。超理系の恩師。

おかげさまで文系志望だった僕は、気がつくと理系のクラスになってた高校生。

で、恐ろしい勢いで進む数学と理科のレクチャーのお陰で、
中学の理数は、だいぶ(ほんとに)身に付いた。

お陰でいま、小中学生に偉そうに理数の授業をしてられる。

食いぶちにさせて頂いてる。

本当に、僕ら夫婦が生きる上で、大前提になってる大恩師だ。

かなりスパルタでおっかないが。

● しかし小学校の算数は

かなりおろそかだったまんまだ。
何しろ

● 何も勉強しない小学生+中学2年間

だったわけだ。
それで入る高校無いと言われて、恩師についたわけだ。

で、算数。

● 分からないことだらけ

なのだ。
例えば、水1立方センチが、何グラムか、認識したのは4、5年前だ。
水1ccが何グラムかも。

とにかく、「算数」に弱い。

とくに小学生の時に、トコロテン状態で聞き流してた

● 割合、分数、割り算

がいけない。

割合ってなんだ。
こないだ小6の授業でやらなきゃいけなくなって泡食った。

・25は100に対して何倍ですか?

1/4倍に違いないが、
なぜそうなるか、まったく説明できない。

● 分数

10の1/5っていくつ?
そりゃ2に決まってるんだろうが、なぜ?

と聞かれると全く説明できない。

で、何より困ってるのが

● 割り算とは

何?
そう言えば、全然、分からないまま来てた。

得にこういうのに僕は弱い。

・単位量当たりの大きさ

・振動数の逆数が周期になる(高校の物理の波動とかの内容)

今日、色々、授業の空き時間にWebで調べると、割り算の本質とは、
「1つ当たりの量を求めること」
なのだそうだ。

つまり「単位量あたりの大きさ」を求める演算が割り算ということなのか。

● たしかに

足し算は何となく、
複数の数の総和を求めるための演算

て気がするし、

かけ算は何となく、
ある量が、いくつ分重なってあるか、を求める演算で
4が5つあれば、4×5=20個

て気がする。

引き算も、
もともとある量から幾らか減ったらいくつになるか、を求める演算

なのかなぁ。

じゃ、割り算って??

なんも考えずに来てた。
塾講目指すに当たり、そう言えば割り算・・・
ぐらいに思ってたが、いよいよ困った。

● ふつうに

20÷4=?

と言われれば、ふつうの大人は、5と答える。
そりゃそうだ。
シゴニジュウ、だから5なのだが。

じゃ、20って?4て?5て?

それぞれ何なんだ。
何を意図してると考えればいーんだろう。

あーわかんねぇ。

● というのも

いま、小6(塾で現小5に先回りして小6の内容を教える)に
「単位当たりの量の大きさ」
という授業をしてる。

僕もよくわからず、大人になってしまった内容。

  ・200平方mに、8000人が居ます。じゃ、1平方mには何人?

みたいな問題。

なんとなく勘で、200÷8000じゃないだろー、とか思い。、
8000÷200=40人

で切り抜けて来てた30年。

こないだ小6に

● 8000÷200で40人だよねー

と不用意に言ったら
(というか、本当は自分でも愛昧なので内心ビクビクしながら言ったら)
そりゃ来ますわな、

「えー?なんでー?

何でなんでしょうねぇ。

「割り算なのー?なんでー?
「なんで8000が割られる数で、200が割る数なのー?

「勘でいいのー?

あー。
というわけで、いま、割り算の意味、調査中ですわ。。

ほんと、割り算って何なんだろう。

あー。

放置んぐ

中3の受験は終わった。
そして、中1,2の期末試験対策も終わった。

少し休めるかなと思っていたところが

● 新高校1年生準備講座

なんてのがある。
3/3からだ。

担当授業は随時増える。

・新小4
・新小5 <=増えた
・新小6 <=問題児多し、いじめ発生中
・新中1 <= -3×-4=12とか、これから
・中1(数学)
・中2(数学)
・中2(理科)
・新高1 <=連立2次不等式

がー

● いき着く暇もなく

とくに中2で「方程式」が弱い手合いが多い。
「方程式」ってそもそも何なんだろうか。

(知ってる人居たら教えてください)

昔、大学受験前夜に買って読んだ『大学への数学』というのに、
かなり的を射た、というか
本質を突いた議論が載ってたような気もするが、覚えてない。

● 酸、塩基

偉そうに中2に語る。その様子を恩師に語る。

●恩師

と飲んだ。先週末だ。

入れる高校無いと言われた僕を、公立高校に受からせてくれて、
それから国公立大学まで入れてくれた恩師だ。

スパルタ。

恩師は、化学系の大学を出て、化学系の会社で働く、今や課長だ。

でも会社には内緒で、家庭教師をしてる。もうかれこれ15年ぐらいになるらしい。

プロだ。

そのプロ兼師匠に、偉そうに授業の内容を語ってしまった。
悲劇はその直後から始まる。

● 図形

恩師「おまえ、そういえば方程式は得意だったけど、図形は苦手だったよなぁ

(なんでそんな古いことまで・・・)

恩師「あのさあ、平行四辺形の定義言ってみ?

僕「それは、あの、2組の対辺がそれぞれ平行な四角形です
恩師「じゃあ菱形は?

僕「え、そ、それは、全ての辺が等しい四角形です
恩師「それが平行四辺形の一種だってのは知ってるよなぁ、当然
僕「はい

恩師「じゃ、なぜ?

僕「う・・・

●久しぶりにはたかれた

恩師「馬鹿野郎、平行四辺形になるための条件(定理)言ってみろ、いくつある
僕「5つです・・
恩師「全部、言え

僕「(1) 2組の向かい合う辺がそれぞれ平行な四角形(定義)
  (2) 2組の向かい合う角がそれぞれ等しい四角形
  (3) 2組の向かい合う辺がそれぞれ等しい四角形
  (4) 対角線がそれぞれの中点で交わる
  (5) 1組の向かい合う辺が平行で、その長さが等しい
 です。

恩師「菱形は!
僕「全ての辺が等しい・・
恩師「じゃ、何になるんだよ

僕「少なくとも、菱形は「2組の向かい合う辺がそれぞれ等しい四角形」です
恩師「じゃあ?

僕「定理より、菱形は平行四辺形の一種と言えます

恩師「そんなことも知らずに教えてるってのはどういうことなんだ?!

僕「すみません、、、予習途中で、、でもほかのは覚えましたよ

よせばいいのに、こういう盾突きをしてしまう。

恩師「・・・ほほぉ
   じゃ、二等辺三角形の定義は?

僕「2辺が等しい三角形です

恩師「ほぉ、じゃ、定理を2つ言え

僕「底角が等しい。・・・それと、、、他にありましたっけ?

恩師「ぶぁぁぁあかっ!!それでよく経壇にしゃあしゃあと立てるな。
僕「すみません

恩師「二等辺三角形の頂角の、角の二等分線は!?

僕「あ、底辺の垂直二等分線になりますっ!

恩師「遅ぇ(バゴ

● てなわけで

かなり沈みつつ、今日も予習三昧だ。
今の中2が、このへんの定義と定理を整理し終わったら叫びたい。

てめぇら、こんなん、もう一生、生きてく上で使やしねーんだよざまーみろっっ!!!

と。

うそです。

あー悔しい。
勉強しよう。