恐怖症がある。
中2からずっとだ。それが。
● 癌恐怖症
自分が癌じゃないかって疑って正気を失う。
中2〜3が特にひどかった。
その後、自律神経失調症(僕の場合は寝不足に比例して失調ぽい)
と合間って
これが激化することが自覚できるようになってからは、
● 俺、癌かも
って思うたびに
● 俺、寝不足かも
と気づいて何とか対処。
しかし、あれだ。
● 死にボクロ
という言い伝えがある。
足の裏のほくろは、気を付けろ。
というやつだ。
今、足の裏に、
ある。
● メラゾーマ
じゃなく、メラノーマ、日本名、悪性黒色腫。
皮膚癌の中で滅法質が悪く、死亡率が高いと「家庭の医学」で読んだ覚えがある。
中2の頃に。
● 戸塚の皮膚科に
行くと、「まだなんとも言えないので、経過観察が必要です。」
とおっしゃる。
だいたい直径が5mmを越えたら取ったほうが良いってたっけな。
● 調べると
* いびつな形
* 境界不明瞭
* 色調不均一
* 長径6mm以上
が主な診断材料で、特に、何かで読んだが
● 皮丘に
広がる、という特徴があるそうだ。
皮丘とは。
指紋で、指紋として写る、皮膚の隆起している紋様が、皮丘(ひきゅう)だ。
凹んでるほうが、皮溝(ひこう)。
悪性黒色腫の場合、この皮丘をつたって広がる。
ただのほくろは、皮溝をつたって広がるという感じだと読んだことがある。
よく見ると、
● この、2年前ぐらいから足の裏にあるほくろは
・いびつな形
・境界不明瞭
・色調はやや不均一
・皮丘をつたっていて
・直径がそろそろ3mm以上
しかも、歩くとチクチクと痛い。
「癌は痛い」と
お嫁のお父さんが胃癌を患われたときに仰ってたそうだ。
まじかよ。
● というわけで、
3月は、塾講師にとってはいくらか繁忙期を過ぎるので、
がっつり、この足の裏の忌々しいほくろを切除する手術を受ける予定だ。
しばらく痛くて歩けないんだろうなぁ・・。恐い。
● しかし
こんかい、中学生・大学生の頃の僕ほど、
死を具体的にびびってる感はなく。
死ぬなら、短期間しか僕に時間がないのなら、何をしようかと
● おちついて考えた。
たぶん、塾講師ではないのかもしれない。それが、
僕の、本当に心からやりたいことなのかもしれない。
順位を付ければ
1位 それ
2位 塾講師
3位 ロト6
だ。
3位がよく分からないが。
● それは
世界遺産か、それっぽいぐらいに、魅かれる場所を中長期訪ね、
それにたいして文章を書いて、
多くの人に読んでもらってお金設けをする仕事だ。
かなり漠然としているが、
余命1年なら、すぐに仕事を辞めて、お嫁に頼み込んで
マチュピチュやハラッパやメソポタミア周辺やカンボジアやアマゾンや南米に
ノーパソとデジカメ片手に行きまくって
レポート書きまくって、
死ぬのかも知れない。
あーその前に絶対子供欲しいなぁ。
など、取り留めもなく考えていて、
● 最近読んだ本その8まで
(1) 7つの習慣
(2) 日本語の源流を求めて
(3) 生物と無生物のあいだ
(4) 竃神と厠神
(5) √2の不思議
(6) 坂の上の雲(一)
(7) リーダーシップ論
(8) ビジョナリー・カンパニー・・・読み中
(7)が僕にとって今いちすげぇと感じなかったので
ひきつづき仕事の本だ。
教室長に今までどんな本を読んできたのか教えていただいて、買った。
ビジョナリー・カンパニーはかなり面白い。
文章は時々難解なのかも知れないが、それがちょうど楽しい。
● 次は
病床からの更新なのか、なんなのか。