月別アーカイブ: 2015年10月

ドコヤに

来てる。

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どこでしょう。

● という

テンションなのは僕と息子だけ。
あと娘もテンションは高い。何言ってるか分からんが。0歳だから。なんか分かるのかな。

着いて早々

● お嫁は

シャボテン公園に行って、カピバラとリスザルに触れてやろうという魂胆。

僕は早く部屋でビールでも飲んでだらだらしようという腹。
息子はぐずってシャボテン公園に行こうとしない。
娘はよく分からない。

● 結果

win-winのために、

お嫁はシャボテン公園へ。
僕と息子は部屋へ行くと見せかけて、卓球場(無料)へ。

● 御飯は

バイキング方式。実はこれが半分目当てだ。
でも18;30〜だからあと2時間もある。

お嫁を10年ぶりに卓球場へ誘おうか思案。

logicoolのbluetoothキーボード

を買ってみたわけだ。

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TF715SG1。
価格.comで価格推移を見たら,発売当初は10,800円。

● これが

ソフマップで1780円。
9,020円引き。

まあ安いからには,ラックに入ってるからには

● 訳あり商品らしい

買う前にスマホで評判をチェックすると

  • ipadと物理的に接続がうまくいかない
  • 畳むと本体とipadの間にすきまがある。個体差とかでなく、すべて

など、結構なことが書かれてる。
が、

● amazonの

何を信じるのかと言われればそれまでだが、
amazonのレビューを見る限り、星5〜3のほうがかなり多め。

まあ1780円だし、今mac book airでミーティングの時カチャカチャやってるけど
正直そうは言ってもなかなか持ち運びは重い。

● 運良く

カバーぽく機能すればよし、まあきっちり閉じなかったり、
万が一傷がつきそうなことがあったら持ち歩かずに、
家の食卓で軽いタッチでネットする用でもいいかなと。

10分ほど逡巡した上で、敢えて衝動買い。

● 使ってみた結果

まあまあいい。
というか、閉じ具合は案の定、適当な性格の僕から見たら

● 閉じてる閉じてる

うん。
で、キータッチ感はというと

● ここまで打ってきただけで

めちゃ慣れてきた
打鍵の音も好きなタイプ。軽くカシャカシャ言う感じだ。

● なんと
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1780円、かなりやるな。。。という。

● ただ

難点といえば下記2つあり。

(1)「地球儀ボタン」で日本語/英字切り替えにならない
これはwebにかなり載ってた。
appleの仕業らしい。
ios9になって、入力切り替えのキー配置が変わったそう。うぬぅ。

もともとのlogicoolのキーボードは、「地球儀ボタン」を
従来のキー組み合わせを発信するように作り込んであったのだろう。気の毒な話だ。

ずっと使っててios8からios9にアップデートした人は怒り心頭のよう。

(2) 「1」を押そうとして「ホームボタン」を押しちゃう
これをやると、wordpressが怒るようで、
なんどかこの文章がフリーズした。まあこれは自分頑張れだ。

Mac mini

を買う。というか絶対買う。ていうか買った。

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机が汚い。

● 結局前後して

Appleキーボード(JIS)と,マジックトラックパッドも購入。(10月19日)
Appleキーボードは町田のヨドバシで,
マジックトラックパッドは品切れだったので,同ソフマップで。

どちらも新バージョンが発表されてた翌々日ぐらいに,旧バージョンを購入する。だって高いもんなあ。

● 新バージョンのmacアクセサリは

軒並み,充電式。
うーん。

まあ乾電池買えばいいんじゃなかろうか。寿命もそこそこ長いぽい(価格comとか見ると)。

マジックトラックパッドは,念のためエネループ(単3×2本)を買って帰ると,初期状態で電池が入ってた。なんと。
エネループ買うんじゃなかった。。

● 時は遡り

整備済み品で買ったわけだ。mac mini 松というらしい。

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税込みで17,000円ぐらいの値引きだった。ラッキー!
これでキーボードとマウスは買えるなあと。

その後色々インストールして,まだSSD余裕。なるべくSSDに入れないようにする。
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バックアップが面倒だし,バックアップメディア容量もなるたけ使いたくないなあ。

というだけの記録。

● いちおう

整備済み品だけど開封の様子を残しといて,後々見てにやにやしよう。

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猫も興味津々。


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なんか凹んでる。
狙撃されたけどこれ抱えてたんで助かりました的な。


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ここをカッターで開けるはず。


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開いて。


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開けるとこういう形で格納。なるほど。
一通り全部入ってる。


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取るとこんにちは,と。
向きも考えてんだろうなあ,さすがアップル。
違う向きだったけど。


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はずすとこんな感じ。

黒い発泡剤で囲まれてるわけだ。


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黒い発泡剤で


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・・・だと。


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あ,ハロー。


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いつもの強気な同梱物。
これだけ読んで使えと。使えるわけだけど。


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と猫。
ちょっとスネたな。


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キーボードとマジックトラックパッドも設置。
time machine用に古いbuffaloの500Mを使う。これは夏前からの計画通り。

柳田國男展へ行く

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行ってきたわけだ。

● 東日本大震災

の後,東北の太平洋側の丘の上で,作家数名とアナウンサーが雨のそぼ降る中,日本人はどこから来たのかというような
話をしている番組をNHKでやってたのを見た。

津波の被害にあった街の遺族の方々が,
たとえば奥さんやお子さんが夕刻,海岸に集まることがあったという。

海のほうから,お父さんが帰ってくる。
幽霊を見た,という話が広がり,そこに気味の悪さとか怖さとかではなく,
津波で亡くなった,お父さんが帰ってくるというのだ。

● その時に

引用されていたのが『遠野物語』。
それまで何かの青春物語か何かかと。

前後して,オカルト板のまとめサイトを読む。

日本の薄ら怖さというか戦慄というか。村落の奥々には色んな話が横たわっている。

● そう言えば

小さいころ祖父母から聞いた話。
田舎は山梨だ。
四方を山に囲まれている。

これは曽祖父の話らしく,
なんでも山を越えて行商か何か出掛けたあと,帰り道に暗くなる時分。

少し先を「えーん,えーん」と泣く女の子がある。
追いかけても追いかけても,ちょうど同じぐらいの距離のまま向こうへ歩いて行く。

おかしいなと思いながら山道をなおも歩いて行くと,
やがて山間から甲府の町の明かりが見えてくる。
ああ町だ,とほっとするとすっと消えてしまうのだという。

狸の仕業だと教わった。

他にも,雨の日の朝に人魂が飛んでいた,あれは燐の仕業らしいぞ,猫が死ぬと燐が出来る,と祖母が言っていたのも思い出す。
こちらのほうが,水気があってすこし気味が悪い。
薄ら明るい朝,田舎の狭いブロック塀が両サイドに続く道で,傘を指していると道の向こうでぼぅと
青白い炎が燃えているというのだ。

昔はこんな話をする大人がいた。

今は曽祖父はもちろん祖母も他界して久しい。

● 寺田寅彦

という人がいる。

wikipediaによると
1903年(明治36年) – 東京帝国大理科大学実験物理学科(首席)卒業とある。

東大の物理学科を卒業して何をしてたかというと
随筆家・俳人でもあったという。

● 高校生の頃

模試か何かで読んだ文章に『化け物の進化』というのがある。

昭和4年に著されたという。

何でも科学で証明しようと高飛車になっている科学者がいるが,
かつては僕らの生業の傍らには化け物がいて,
不気味で怖い感覚を持ち続けていたのではないか。

化け物なぞいないと決めてかかっている科学者にはそれがない。

 要するにあらゆる化け物をいかなる程度まで科学で説明しても化け物は決して退散も消滅もしない。 ただ化け物の顔かたちがだんだんにちがったものとなって現われるだけである。<中略> 化け物がないと思うのはかえってほんとうの迷信である。 宇宙は永久に怪異に満ちている。 あらゆる科学の書物は百鬼夜行絵巻物である。 それをひもといてその怪異に戦慄する心持ちがなくなれば、もう科学は死んでしまうのである。 <寺田寅彦『化け物の進化』より>

青空文庫に載ってる。

● 直接関係ないが

ついでながらインドへんの国語で海亀うみがめを「カチファ」という。 「カッパ」と似ていておもしろい。 <同>

という一節がどこか頭に残ってたのかどうか,7,8年前に買った本は,日本語の語源がどこから来たのかという本だった。

『日本人の源流を求めて』(大野晋・著 岩波文庫)

東大の教授の批判を受けていくつか訂正・削除があったらしいが,
インドのタミル語という言語が,日本と類似しているという説。

僕は好きだけどなあ。

● と

いう経緯で,どこからか民俗学がすごく好きに。
人のあり方というか,自分の価値観の置き所を持っておきたい。その拠り所がどこかにあるのか,と探す。

だから一回一回,
日本人が,とか,
日本人だから,とかいうのは鬱陶しい。

どうもこうも,生まれつき僕は日本人だし,それはそうなんだ。
だから,次に,すぐに,人としてどうあるのか,
どう判断をしていくのか気になる。

で,気が付くと柳田國男が気になっていて,『遠野物語』を読んだのはしかし
青空文庫。iPhone上でだ。
寺田先生もさぞや驚くだろう。

● それで

柳田國男展だ。小田急の電車の中吊り広告にあった。
神奈川近代文学館でやってるという。

折しも仕事が立て込んでて,かなり鬱々としていた頃合い。
2週間ほど,ほんと分刻みで動いてた。くたびれた。
ミーティング・保護者面談・移動・研修・授業・面談・11時から気が付くと夜の11時に。

昼の時間が短かった。

週明け月曜日(休みの日)に行くのを楽しみに,仕事を頑張ったわけだ。

● 話が

長い。
以下,行った時の話。

● 神奈川近代文学館

は,最寄りが元町・中華街駅。歩いて結構かかりそう。なので車で。
すると当たり前だが,駐車場がうまい位置にはない。

(あっても激混みしてそうなロケーションしかない)

一通を逆走しかけたり,いろいろしながら,結局徒歩15分ぐらいの場所に駐車。
そこから歩いて行く。

● 元町公園

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銀杏?の香ばしい香り漂う小径を行く。


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振り仰げば横浜の町彼方にあり。


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右の建物は「元町公園水泳場」突き当りを右に曲がると


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更に坂道。
ここは横浜だったよ。

左が外国人墓地。

● それはそうと

ここはどこっけ。
と少し不安に。

そう言えば,駐車場が,目的地まで徒歩15分の距離って。

駐車場まで歩いて帰れるのか・・・。

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不安になり,咄嗟にgoogle map(息子曰く「ぐるぐるマップ」)。

oh..

よく分からないデース。

まあ,景色を写メ撮ってるし,最悪,後ろ向きに歩きながら,撮った写メを逆回しにすれば
駐車場までたどり着ける・・・はず・・・だ。

● この坂を登れば

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こんな感じ。
ここまでくると横浜というよりは山手だ。なるほど。

● てくてく歩くと

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ここが港の見える丘公園駐車場。
たぶん,見てる限りずっと満車。時々車が出て行って,すぐに誰かが入る。


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近づいてきた。
どうも神奈川近代文学館は,港の見える丘公園の中にあるということらしい。なるほど。


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港が見えてきて

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なおも歩くとある。
すぐ右のところがカフェになってる。なんとかカフェ。


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この先が入り口。
徒歩15分の所に停めた車の中に,財布を置いてきたことに気づいたのがこの3分後。

徒歩15分て,1往復半すると45分だと知る。
車まで財布取りに戻って汗だくで戻って来て民俗学だか何だか知らんがもう帰っちゃおうかと思った(ウソ)。

● 内容は

柳田國男の生涯を追いながら,オシラサマ(実物)や,遠野のおばあちゃんがすごい訛りで伝承を語る(言葉が分からず),など。
かなりぐっときた。
展示を回ってる客人は年配〜初老(自分?!)が多かった。

まあ月曜の夕方に柳田國男展に来るのはそういう人か塾講師ぐらいなのかも知れない。

財布のタイムロスが痛く,新横浜まで車でお嫁と子どもたちを迎えに行かねばならず,
1時間半ほどでタイムアップ。うぅ。

じっくり全部読んで,ワークショップ(クイズ形式のシートを展示を見ながら埋めていく)を完遂するには
僕だと2,3時間は欲しかったかも。

あと,出口に柳田國男の著作も単行本で結構並んでて,
お金もっと持ってきてたらいくつか買ったかも。