日別アーカイブ: 2008年9月21日, 01時41分

憎まれ口を

 叩いてみる。

 そうそう、それから更に本を読む。
 今読んでるのは、デール・カーネギー著『人を動かす』だ。

● 『人を動かす』

 というと、大仰で不遜な感じがするが、これが1950年ぐらいに書かれて以来
 全世界でヒットしつづけることはや半世紀。

 だそうだ。

 読んでみると、確かにおもろい。

● これが『7つの習慣』で言う

 《人格主義》というやつなんだろうなーなど。
 思いつつ。

 これは凄いよ。『人を動かす』というと、大仰で不遜な感じがあるが、これは

● 『人を動かす』

 ではなく

● 『人の心を動かす』

 つまり、to move human’s mindだ。impressだ。
 つまり、to make people work efficientlyでなく。

 原著は”HOW TO WIN FRIENDS AND INFULENCE PEOPLE”だと。
 HOW TO WIN FRIENDSというのはどう訳すんだろう。うむー・・。

● ただ、非常に

 心を動かされた。
 と、同時に、今やってる生徒指導や、僕の習い性は
 デールカーネギー博士的にはOKのようだ。

 読み終わったら、教室において、時間講師の先生や後輩の先生方に読める環境をつくっとこう。

● 『人を動かす』の

 デールカーネギー博士は1955年に亡くなっていて、
 本書は1900年代前半に書かれたっぽいが、
 その中でさえ、

 ・ゾロアスター教
 ・孔子
 ・キリスト
 ・釈迦

 などを引き合いに出して、もう2000年以上前から

● 人の心を動かす

 秘訣は語りつづけられているのだと誘う。

 p.32までは人を動かすための秘訣

 「批判も非難もしない。苦情も言わない」

 を示しているが、この節の締めくくりも、他章・他節と同じく粋だ。
 以下、引用。

   すべてを知れば、すべてを許すことになる。
   英国の偉大な文学者ドクター・ジョンソンの言によるとーーー
   「神さまでさえ、人を裁くには、その人の死後までお待ちになる。」
   まして、われわれが、それまで待てないはずはない。

 要するに、容易に非難できる人を非難しても
 どちらにもWINはない。ということを示す節だった。

 論破してあなたが勝っても負けている。相手は憤慨して、
 あなたの論を相手は認めないからだ。

 なるほどねー

● というありがたい

 本を読みながら大塚愛さんのくらげ流れ星という曲を聞く。
 ・・・ヘラクレスの栄光II?
 などとは言わない。
 くるりのさよなら・リグレットを聞く。
 ・・・誰だっけなー・・あー分からない、思い出せない、
 などとは言わないのだ。

 僕は『人を動かす』を読んでいるのだ。