叩いてみる。
そうそう、それから更に本を読む。
今読んでるのは、デール・カーネギー著『人を動かす』だ。
● 『人を動かす』
というと、大仰で不遜な感じがするが、これが1950年ぐらいに書かれて以来
全世界でヒットしつづけることはや半世紀。
だそうだ。
読んでみると、確かにおもろい。
● これが『7つの習慣』で言う
《人格主義》というやつなんだろうなーなど。
思いつつ。
これは凄いよ。『人を動かす』というと、大仰で不遜な感じがあるが、これは
● 『人を動かす』
ではなく
● 『人の心を動かす』
つまり、to move human’s mindだ。impressだ。
つまり、to make people work efficientlyでなく。
原著は”HOW TO WIN FRIENDS AND INFULENCE PEOPLE”だと。
HOW TO WIN FRIENDSというのはどう訳すんだろう。うむー・・。
● ただ、非常に
心を動かされた。
と、同時に、今やってる生徒指導や、僕の習い性は
デールカーネギー博士的にはOKのようだ。
読み終わったら、教室において、時間講師の先生や後輩の先生方に読める環境をつくっとこう。
● 『人を動かす』の
デールカーネギー博士は1955年に亡くなっていて、
本書は1900年代前半に書かれたっぽいが、
その中でさえ、
・ゾロアスター教
・孔子
・キリスト
・釈迦
などを引き合いに出して、もう2000年以上前から
● 人の心を動かす
秘訣は語りつづけられているのだと誘う。
p.32までは人を動かすための秘訣
「批判も非難もしない。苦情も言わない」
を示しているが、この節の締めくくりも、他章・他節と同じく粋だ。
以下、引用。
すべてを知れば、すべてを許すことになる。
英国の偉大な文学者ドクター・ジョンソンの言によるとーーー
「神さまでさえ、人を裁くには、その人の死後までお待ちになる。」
まして、われわれが、それまで待てないはずはない。
要するに、容易に非難できる人を非難しても
どちらにもWINはない。ということを示す節だった。
論破してあなたが勝っても負けている。相手は憤慨して、
あなたの論を相手は認めないからだ。
なるほどねー
● というありがたい
本を読みながら大塚愛さんのくらげ流れ星という曲を聞く。
・・・ヘラクレスの栄光II?
などとは言わない。
くるりのさよなら・リグレットを聞く。
・・・誰だっけなー・・あー分からない、思い出せない、
などとは言わないのだ。
僕は『人を動かす』を読んでいるのだ。