日別アーカイブ: 2008年6月7日, 03時01分

宗教上の理由

 ってなんだ。

 といいつつも別に、宗教の話などするつもりも
 無いというロック・エンド・ロール。

● とにかくも

 熱い「テスト対策」という無給の、いや、無休の補習の日々が始まる。中学生の。

 とりあえず今週末から!6月に休みなんてなーい!!!!イヤッホゥ

● 6/3〜6/28で休みは

 休日は6/9の1日だけだ。
 貴重ー!!

 頑張る。

 つまり。

 よほど宗教上の理由のない人は、塾講師にならないほうがいい。
 たぶん、もたない。

 じゃあ僕のモチベーションはというと。

● マルヤマ教

 というのを、最近考えてる。
 それは、

● ヒントは

 藤子・F・不二雄さんだ。
 のび太の結婚前夜だ。

 結婚前夜になってしずちゃんが日和る。

−お父さん、本当に私、のび太さんで大丈夫なのかしら

 などと。
 で、ヒゲのイカした源家のお父さん曰く

−あの青年は、人の悲しみを自分の悲しみのように悲しみ
 人の喜びを、自分の喜びのように喜ぶことができる青年じゃないのかね

 のような。

−それが人間にとってとても大切なことだと思う。
 だからしずかの選択は間違っていないと思うよ

 のような。

● 嗚呼

 明日早いんだが書いちゃう。
 お嫁が最近、トイレに本を置いてる。

 『7つの習慣J』の本。(これは僕が職場の整理の時にもらって家へ持ってきてたもの)
 『猫のきもちがわかる本』。
 『世界史の知88』(大昔に僕が買って読みきってない。今「その7」インド帝国で停滞)

 そして今朝、あらたに

 『ドラえもん 大長編 全集』

 嗚呼。だ。

 痔になるよ。

● のび太の恐竜

 を読んじゃった。
 で、泣いちゃった。

 今朝。
 エリアのミーティング(11時〜13時半)を失念したまま。便所で。
 11時過ぎに。

 号泣だ。会議始まってるよー!

※会議は平謝りの電話しました。先週土曜だったので
※今週も土曜だと完全に思い込んでたのでした。資料とかは一昨日提出してたのに・・

 で、のび太の恐竜、どこで泣けたって

ジャイアン「のび太、泣いてるのか?
のび太「くやしいんだよ。しずちゃんを守ってやれないのが。
のび太「あんなにこわがっているのに。なんにもしてあげられない。

 恐怖ではない。
 ジャイアンが最初思っていた恐怖ではないのだ。

 のび太は好きな子の幸せを守ってあげられない自分に対して怒り、涙している。

● ドラえもんには

 藤子・F・不二雄さんのやさしさが
 ぎっちりつまってて。

 本当に、読むごとに、特に映画向けの大長編の原作は
 なんか、やさしい気持ちになってしまう。

 たかが漫画。
 いや、藤子・F・不二雄さんの漫画は違う。あの人の漫画はそういう漫画だ。

 藤子・F・不二雄さんの漫画が伝説になってしまう前に
 同じ星に生き、リアルタイムでその漫画にじかに接せられたのは
 僕らにとって非常に幸せなことだ。

● 丸山教

 というのは、自分の中の
 ミッションステートメント(自分の人生における憲法のようなもの。『7つの習慣』に出てくる)
 をほろ酔いで、帰りの電車でずっと考えてて思いついた話だ。

 僕は幸いにも、いくらか余裕があるのか知らんが今のところ
 人の幸せに共鳴して、自分も幸せな気分になる。

 これはとても快感なのだ。

 だって、目の前の人が幸せ、で、自分も勝手に感涙。

 自分ひとりでは限界があるが、
 自分の周りの人ってほぼ無限。

 そんな人が幸せだと幸せなら、かなり楽観的になる。

● で

 僕は生徒に対して、彼らが幸せになるかどうかを
 何らかのキーを握らせてもらっていることが多い。

 彼らが幸せだと、ほんと、泣きそうなほどうれしい。

 入塾前に数学0点近かった子が、学校で76点を取ってきて

−先生、次は90点を目標にしますよ
−えー!?それすげーじゃん、高すぎじゃない?
−いや、先生・・・
−?
−それぐらいにしないと、(うつむき加減に顔を赤らめながら)上には行けませんから。

 キターーーー!
 みたいな感じだ。

 入塾テストでなかなか合格点(50点)に行かず、
 泣きながら勉強してた
 あの寡黙な男が、そんなことを言うのか。

 不覚にも涙が流れ出て、僕はしばらく奥の楽屋へ引っ込んだ。

● 丸山教の布教が

 今回の学校の定期試験(6中学×3学年×数学理科の2科目=36種類の対策授業)で
 (実際にはもっと少ないが)
 さらに普及できるよう頑張る。

 彼らが、今の(ここ十数ヶ月の)僕のように
 藤子・F・不二雄さんがかつて描いてきたメッセージの僕なりの1つの解釈のように
 自分とかかわった人が幸せになることで、自身の幸せを実感できるような大人になれるように
 頑張る。

 休みなど、基本的にない。

 原田先生曰く、仕事と思うな人生と思え。だそう。

 だから塾講師は、
 何らかの宗教上の理由がない限り、お勧めできない職業だ。

 今の塾に巡り合えたこと、
 それから去年まで全学年ほぼ、全社内でビリだった教室に去年の夏から配属されたこと
 そして、彼ら彼女らが笑顔のまま
 全社内での順位をジリジリあげながら現在に至ること、
 そしてその現実世界に少しでも自分が関われたことに
 幸せを感じてるわけだ。

 宗教上の理由で。