本book

 読むわけだ。
 覚書する。

● AB型の取扱説明書

 懐かしい。
 かなり前にお嫁が買ってくれてた本。

 以降、挙げるあらゆる本より
 自分の気持ちがリラックスできた。ニヤニヤする。

・ロマンチスト

・去る者は追わず。
・来るもの拒まず、その線より向こうまでなら。

・結局、オチはない。

 確かに。
 オチなどないのだ。ええ。

● ニヤニヤする。

 んでリラックスする。

 読んでて気づくと、この本は、「すごい自己肯定の助けになる」。
 なんでニヤニヤするのか。

 それだから読んでてニヤニヤするのだ。ニヤニヤするとは落ち着き癒され安心すること。

 著者の方のセンスなんだなあ。すごいなあ。

 ありがたい。

● 最高のチームを作るシンプルな仕掛け

 TSUTAYAで歴戦の方が書く、
 リーダーのための本。

 自分に照らし合わせて、10〜20ページに1個ぐらい
 ピンポイントでグッっとくるのは
 自分にとっていい本だ。

● 国語のできる子どもを育てる

 久しぶりに読んだ駄本。
 何行ってるのか欲分からない。

 何しろ、塾や学校が悪い、という下りを読んだ瞬間に
 じゃあお前がやれば
 と思う塾講師でした。。

● 33歳からのリーダーのルール

 迷っていた時に支えて頂いた本。

 プレイヤーとして優秀だからマネージャーに推されたのだ。
 だから、マネージャーは、今まで自分が勝負してきたプレイヤーのやり口とは異なるし
 自分に部下ができたとき、その部下が
 自分が思うベストなパフォーマンスをしないのは、
 自分が思うベストなパフォーマンスをしていたら、
 新米マネージャの自分の下で働いてはいず、彼や彼女が自分の代わりにマネージャになってんだろうよ
 というくだりなど
 読んでいて、落ち着いてくる。

 ありがたい。

 元、リクルートの凄腕社員だった方が書く。

 新米マネージャに語りかけ、叱りつけてくれる本。

 今でも情緒不安定になると開く。ありがたい。

● The Goal

 ずっと気になってて読んでなかった。
 閉鎖寸前の工場のリーダーが、
 ちょっとおもしろそうな、理論を学びながら、(たぶん)工場閉鎖を回避するという筋。

 これで、何かを学べるらしい。

 製造業の話なのか。

 ただ、主人公の工場長は、本社の会議を抜け出したり、
 車で自分の工場の見える高台まで、平日に行って、

 そこで、日暮れまで、缶ビールとピザを食べる。

 というアメリカンテースト。

 ゴールの前に、僕と隔絶した界が存在する。あー

 自教室の見える高台で、一日、授業サボって缶ビール3、4本空けてたら妙案でも出るだろうか。ピザ食いながら。太るな。

 いや、書き口は非常に読みやすく、テンポ良く切り替わる場面は、
 深夜にやってる輸入版の、米国ヒットドラマを
 文章で書くとこんな感じなんだろうなあと思いながら、気づいたらぐいぐい読まされてる。

 ちょっとムズい話が適宜出てきたり、微妙に仕事と夫婦間のうまくいかなさなども盛り込まれてたり
 大人のビジネス小説でもあるよう。

 読み始めると止まらない。

 がまだ読み終わってはない。

● もし高校野球の女子マネージャがドラッカーの『マネジメント』を読んでいたら

 モシドラというらしい。

 学卒の人たちの採用面接をしてる。
 その内の一人の学生さんが、最近読んだいい本で挙げてくれてた。

 僕は気になりながら、気にならない方向で過ごしていると、

● クリスマスプレゼントで

 お嫁が買ってくれた。
 曰く

−たぶん、気になってるのに、何か悔しくて「読みたい」とは言えへんでるやろうなあと思って

 買ってくれたそう。

 なんという夫婦愛。
 うぅ。

 ええ。

● というわけで

 2/3ぐらい読む。
 何より驚いたのは

● 塾生の小5の女の子

 が、既に完読。
 その子、事実すごい優秀。

 やりよる。

 てか、小5ならこの表紙でも普通に買えるんだな。くそう。

● モモ

 大学生のとき、別段深い考えもなく
 確か、日本と同盟国だったよなーぐらいの浅い歴史理解と、
 ドイツの科学力は世界一らしい、といううろ覚えの名文句と
 ビールを腕を組みながら回転して飲む屈強な男の図が(夢想の中に居て)気に入って、
 第2外国語でドイツ語をとった。

 そのドイツ語の授業で、ホエッセン、ジェ、ホルルンゲン〜♪

 とインタビューに応えてたのが
 ミヒャエルエンダ。で。

 ネバーエンディングストーリーらしいことは知ってたが、
 まさかモモまでも。

 というぐらいの理解。

 おもしろかった。
 なるほど、時間泥棒の話って鬼平犯科帳じゃなくてミヒャエルエンデだったんだ。

 おとなしく縛につけい。へいへい

 で、落ちはない(AB型 自分の説明書)。