日別アーカイブ: 2009年7月10日, 03時31分

待望の子供が

 できました!
 ホヤレホー (^O^)/

● それは

 6月5日だ。
 朝起きる。
 便所へ行く。

● すると

 妊娠検査薬が置いてある。使用済みだ。

 慣れっこだった。
 不妊治療を5年越しぐらいでやってるのだ。

 CheckOne。

● いつも

 2個ある窓から「|」印が1本。

 つまりは、妊娠していない。

 2つある窓の内1つは、
 尿が最後尾まで届きましたよ、というのを
 示す窓でしかない。

 その窓に「|」印。

● つまり

 最後尾まで尿は届きましたよ。

 でも肝心の「妊娠したフラグ」は、尿を付ける先端と、
 最後尾の途中にある。

● その日見ると

 最後尾の窓に「|」印。
 合計で2本。

 2本の「|」印。

 ああ、はいはい。
 今月もダメだったかー、だって窓から2本の「|」印。

● 2本の

 んにほんんて

● おおおおぉぉぉぉぉい

 という訳で、
 興奮を抑えながら便所から出るとお嫁の「ドヤ」顔。

 イヤッホー

● 一方その頃

 僕は春ぐらいから頑張ってました。

 不妊治療に?
 いや、それは半ばもう、楽しみながらだ。

 それ以外にも、だ。頑張ってたのは。

 まあ、あえて不妊治療@夫、的にはこうだ。

 病院の一角で
 それはマンションの最上階のある部屋で

● ひたすら

 手淫する。
 手淫する。
 手淫する。

 えぇじゃないか。

 かなりアブノーマルだ。
 普通に生きてたら、あのビジネス街の一室で
 うすら筋張ったものを擦りつけるなんてことはない。

 これは、凄い。

● というわけで

 なぜかラインナップが豊富な、
 不妊治療をしている婦人科が借りているマンションの一室にある
 「人妻倶楽部」
 という冊子を横目に

● 採精

 しる。
 これ(またはもっと過酷な状況)があるので
 男性は男性でしんどいのだそうだ。

 しんどいのかも知れないが、
 僕はこの
 変態的なアブノーマルさを楽しいと思うことにした、というか、

● 実際

 ちょっと燃える。
 勝手にだが。

● そして

 とうとうお嫁が妊娠した。ウホ。

 5週目だった。

 まだ黒い点でしかない。

● 6月5日

 それは、お嫁の妊娠を知った日だ。
 しかし、その前から僕は色々頑張ってもいた。

● マンションの

 一室で自電することの他に

● 僕は

 塾講師に転職してから、教室長というのに
 なりたくて、色々勉強しまくってきてた。

 その結果の電話が鳴ったのが

● 6月5日だったのだ

 うお。
 なんというタイミング。

 折しも、その1週間前、
 教室長評価のためのビデオ撮影が、ビデオが微妙に故障し始めてた。

 が、なんとなく、
 ビデオは、僕の授業中だけは動くような自信があった。

 だから、替えのビデオは頼まなかった。

● 人生初の自信

 何の裏打ちもない。

 実際、ビデオは僕の授業を撮影し終わるまでは動いた。

 その後すぐに、壊れた。動かなくなったのだ。

● なんか

 小さい子供が「あなたの授業を写すまではビデオは壊させないからね(ハート)」
 と言ってくれてるような図が
 頭のどこかにあって、
 事実、その通りになった。

 そして、そのビデオを提出して、
 教室長に合格した電話が来たのが、お嫁の妊娠検査薬が初めて陽性になった日と重なったわけだ。

● というわけもあり

 我が家では、出産予定日が2月15日(お釈迦様の誕生日)と一緒なのもあり
 名前は「丸山シッダールタ」にしようとか
 マイケルに因んで「丸山舞蹴」にしようとか、
 それなら
 ジャクソンに因んで「丸山寂聴」にしようとか、
 喧々諤々だ。

 どれにしても恨まれそうなので却下中。

● そして本を読むだ

 以下、最近読んだ本。

● コーチングが人を活かす

 鈴木善幸・著

 単元ごとに見開きで1つずつ。
 読みやすい。

 コーチングとは、僕の上司が今、極めようとしている分野。
 人をコーチして、その人の才能を活かそうというような話なのかな。

(読み終わってかなり経つのであやふやでした)

 心に残ったのは1つで、
 なかなか実行に移せない人に対するコーチングは、

「プロセスを意識すると動けなくなる(億劫になって)。結果をイメージすると、仕事は片づけやすくなる」

 というような話。

 なるほどねー。つい、僕が優先順位を恣意的に変えるのはこれだったのか、と思案。

● リーダーになる人に知っておいてほしいこと

 松下幸之助・著

 『7つの習慣』でいう所の「Win−Win」を意識する人だったんだなぁと感じる。

 この人自身「自分は体も小さく、病弱だったし、喧嘩をしたら、負けてしまう」
 ということをおっしゃってる。

 傾聴であるとか、営業であるとか、原点はそこにあるのかも知れない。
 「自分は非常に弱い存在である。」
 という認識があったから、
 この人はこれだけ力強く生き抜き、しなやかで強靭な松下電器グループを
 作り上げられたのかも知れない。

 「ファンを作りなさい」と言っている。
 お客様から可愛がられよ、と言う。

 同時に「信念を貫き、その上でお客様に対峙せよ」というようなことも書かれている。

 自分は弱い、そして可愛い存在でありたい、
 そう願いながら、Win−Winを考えてきた人なのかなあと思う。

 自分に何ができるだろう。

● 1歳から100歳の夢

 本当に、単純に、1歳から100歳の人が、100人出てきて、
 それぞれ100者100様の

 「夢」というのを語る。

 見開きの1ページが、写真。
 その隣が、「絵」と文章。

 1歳の「絵」とかいい。
 100歳の写真と言葉もいい。

 他の人の言葉もいい。

 生徒に、夢は?と聞くと、いいあぐねる。大抵だ。

 それでお嫁に頼んで買ってもらった。

 いま、同じ本を教室に置いてる。
 将来の夢が絵本作家だという中1の女の子がよく読んでくれてた。

 ぜひ、年若い生徒たちが、1歳から100歳までの夢に触れ夢を持ちて欲しいと願うわけだ。

    

● カーネギー集

 あまり読み進めず。

 これは面白い。
 人を動かすのではなく「人の心を動かす」むしろ「人の心を揺さぶる」だ。

 世の中うまくいかない人々読むべき。

 気が休まる。無信教者のための聖書、というか、結局は「神に祈る」という方法もある。
 何しろ『人を動かす』もそうだが、読み易すぎる。

 デール・カーネギーさんという人は
 ラジオのパーソナリティも務めてたような話を聞いた。

● 勉強のできる子の育て方

 江藤真規・著

 お嫁の妊娠がわかって、次の日に買った本。
 そうありたいもんだ。

● 白川静

 松岡正剛・著

 難しいし面白い。

 読んだあと、寝る時。
 いつも、毎晩、自分の生きてきた中での枠組みというのが
 いかに教科書的で、偏狭でいたのか、というか、
 世の中には、自分のような矮小なものを遥かに凌駕する巨大なもの(知?)が
 存在していたのであって、
 自分にはそれはまるで見えてなくて、生きてきてて、
 でもそれに触れることもできるのかも知れない、というわくわく感と、

 宮沢賢治の本を学生のころ、初めて長時間読み耽った後のような、

 なんか、怖い気もちにもなる。

 何しろ、すげぇ、話したくなる漢字の話もたくさん。
 民族学も、何かの学問(哲学?)よく分からない。

 亡くなったニュースの前後から
 「字統」「字訓」「字通」という3冊の辞書のことは聞いてて、
 すげぇ気になって、
 関内かどこかの図書館で、分厚い、でかい本にちょっと手を触れてみた覚えがある。

 その時点で、白川静という巨大な漠然とした存在がどのような人で、
 その辞書がどのような意図があるのか分からないまま。

 何しろ分からない。
 あとがきにも、難解である、というか深甚である、というようなことが書いてある。

● はじめてリーダーになる人の教科書

 柴田陽子・著

 女性リーダーの経験談を元に、
 題名の通り、はじめてリーダーになる人のためのOJT。

 リーダーになると
  ・部下の前でうろたえてはいけない
  ・孤独になるのは当たり前

 など、
 これからなろうとしている自分にとって、日々想起する言葉が入ってた。

● 以上

 最近読んだ本も一緒に。

 繁忙期の切れ間に更新。
 またしばらく(12月ぐらいまで)繁忙期のピークだ。。。