昨日は、今月3日目の休日だった。
迷わず横浜のヨドバシへ。
● というわけで
無事玄箱を手に入れた。
感無量だ。
もうずっと欲しかったけど我慢したり、本買って勉強したりしてた。
さー使うぞーというわけだが、
玄箱は、いっぺんぜんぶ分解しないといけない。(本で勉強済み)
● というか
「玄箱って何だ」という人もいる。うちのお嫁もそう。
玄箱ってのは、雑に言うと
LANケーブルにつなげるハードディスクで、
LANケーブルを通じて、色んなパソコンから読み書きできる。もの。
なのだが、なんと、同時にれっきとしたパソコンでもある。
(ディスプレイ装置の出力端子がないだけ)
● で、玄箱に
OSを入れることができるのだ。Vine Linux。
山下康成さんという方の出されている本
『玄箱をハックしよう!』
を片手に手順をおさらいする。
・ハードディスクは、別に用意しておく
(玄箱には入ってない)
・いっぺん、全部ネジを外して、本体をばらさないといけない
・全部ばらしてはじめて、ハードディスクを付けられる
・ばらした本体は自分で元に戻す
かなり無茶だ。好きな人向けなブランド。
● プラモデルを
一度も完成させたことのない僕が挑戦する。
プラモデルは、2戦2敗。
以後、一切のプラモデルに触らなかった。
時計を分解し、こわす。
というか、部品がぜんぶ中に入らなくなり、断念したことがある。
そして機械は、一度ばらすと、二度と元には戻らない気がしたまま今日にいたる。
● まずは
今日買ってきたものを確認。
(1)玄箱
=>横浜のヨドバシで買う。15800円(たしか)。LANケーブル買い忘れる
(2)ハードディスク
=>横浜のドスパラ。320GBのultra ATA。10980円(たしか)。LANケーブル買い忘れる
(3)LANケーブル
=>帰りの東海道線で思い出す。戸塚通り過ぎて大船の山田電機さんで。250円(たしか)
● 袋
というわけで、こんなに袋が。
最後の山田電機さんは悪いことした。。
「お客さま、会員カードはお持ちですか?
「いいえ
「じゃ、お作りいたしますね?
「いいえ
「えっ・・・(笑顔やや固まる)
「・・・。
「1050円お預かりいたしまーす・・・。(ヨドバシの袋に目をやりながら会計)
だってカード類増えるとめんどくさいんだ。
● いよいよ箱を開ける
フタを開ける。キャー
全部だしてみるとこんな感じだ。
袋を破いて、立ててみる。
まだこの時点では、中にハードディスクが入ってないので、
電源入れても何も起きないはず。
あ、緊急用のOSは立ち上がるのかな。よく分からず。
● 添付品
袋に入っているのは、
・本体立たせるための足
・A2版?ぐらいの両面印刷のしおり(説明書)
・ネジ3本(短いの2本+長いの1本)
裏返すと・・・。
・・・。
ファームウェア入りのCD−ROMのよう。
ただ、ファームウェアは何が最新がよく分からないので、
考えなしに、玄人指向さんのホームページから
ダウンロードするつもり。
なので不使用。
● 説明書
これだけだ。
(表裏はどちらか勝手に決めました)
で、表には、分解+組み立ての手順が写真入りで載っている。
・・・が、
「めちゃめちゃ分かりやすい」というレベルではない。
慣れてる人なら、あのぐらいで十分なのかも知れない。
僕は、『玄箱をハックしよう!』の解説を読みながら作業を進める。
で、裏には、ファームウェアインストール後のパスワード類(右上)と、
仕様(左上)と、
それ以外の下側3分の2が「注意」と「警告」になってる。
● いざ
はじめようと思うと
不鮮明だった。
シールには
『「玄箱』をあけるときは注意すること。』
『高電圧部があり危険です。』
と書いてある。
まぁ、買ってきたばっかだし大丈夫か。
● まずは半面をはずしてみる
と。
出た。
緑色のやつだ。
基板に何やら所々黒いチップがくっついてる。
あそこがコンピュータが「考えてる」所なのかなあ。
など、電子情報工学科卒なのを忘れ、習ったことも忘れ
しばしにやにやして眺める。
どれがCPUなのか分からないが、
玄箱のCPUは、PowerPCっていって、
たしかマッキントッシュと同じやつだ。
インテル系でないパソコンを入手するのって、そう言えば始めてだ。
● ガンガンばらしてく
基板につながっている電源のプラグが固い。
爪でやってたら痛くしそうだったので、
マイナスドライバでこじ開けるようにして外した。
で、こんな。
右の写真には、IDEのハードディスクのプラグが見えてきた。
● とうとう電源も
はずしてしまった。
ネジを外すとなんだか「カクカク」ってなって外れる。
この辺でいよいよ、元に戻らなそうな気がしてくる。
しかし
● そうも
いってられないので、いよいよハードディスクをくっ付ける。
これだ。
破るぜ。
中身は白い感じ。
ずっしりと重い。これで320GBも入る。
フロッピー30万枚分?
● で、しっかりと
ジャンパピンを設定する。
『玄箱をハックしよう!』によると、このハードディスク、
「マスタ」になるように
ジャンパピンを差し替える必要があった。
● 中略
ここからカメラ画像が、しばし途絶える。
本気で焦ったためだ。
「戻らない」
「フタが閉まらない」
「元に戻らない」
「もうこのまま一生、フタは閉まらないんじゃないか・・・・。」
唯一?残されてたのがこのへんの写真だ。
ハードディスクを取り付け、電源を何とか戻し、基板を戻し終わって一息入れてる。
左は、その状態。
右は、その後、さっきのハードディスク(基板の下に収まってる)に
ハードディスク用の電源と、IDEのケーブルを差し込んだ所。
● 空白の10分間が過ぎたあと・・・
やっとフタが閉まった。
あとは、飾り?のようなのをはめ込めば万事OK!ヒャッホゥ
とうとう玄箱、完成!!
祝・320GB!!!
ビバ玄箱、ハレルヤ自分!
ウオー縦置きでしょ。やっぱ。
!
!!