日別アーカイブ: 2006年11月27日, 10時48分

玄箱/HG+320Gという癒し

 昨日は、今月3日目の休日だった。
 迷わず横浜のヨドバシへ。

● というわけで

 無事玄箱を手に入れた。

 

 感無量だ。
 もうずっと欲しかったけど我慢したり、本買って勉強したりしてた。

 さー使うぞーというわけだが、
 玄箱は、いっぺんぜんぶ分解しないといけない。(本で勉強済み)

● というか

 「玄箱って何だ」という人もいる。うちのお嫁もそう。

 玄箱ってのは、雑に言うと
 LANケーブルにつなげるハードディスクで、
 LANケーブルを通じて、色んなパソコンから読み書きできる。もの。

 なのだが、なんと、同時にれっきとしたパソコンでもある。
 (ディスプレイ装置の出力端子がないだけ)

● で、玄箱に

 OSを入れることができるのだ。Vine Linux。

 山下康成さんという方の出されている本
 『玄箱をハックしよう!』

 

 を片手に手順をおさらいする。

 ・ハードディスクは、別に用意しておく
  (玄箱には入ってない)

 ・いっぺん、全部ネジを外して、本体をばらさないといけない

 ・全部ばらしてはじめて、ハードディスクを付けられる

 ・ばらした本体は自分で元に戻す

 かなり無茶だ。好きな人向けなブランド。

● プラモデルを

 一度も完成させたことのない僕が挑戦する。

 プラモデルは、2戦2敗。
 以後、一切のプラモデルに触らなかった。

 時計を分解し、こわす。
 というか、部品がぜんぶ中に入らなくなり、断念したことがある。

 そして機械は、一度ばらすと、二度と元には戻らない気がしたまま今日にいたる。

● まずは

 今日買ってきたものを確認。

(1)玄箱
 =>横浜のヨドバシで買う。15800円(たしか)。LANケーブル買い忘れる

 

(2)ハードディスク
 =>横浜のドスパラ。320GBのultra ATA。10980円(たしか)。LANケーブル買い忘れる

 

(3)LANケーブル
 =>帰りの東海道線で思い出す。戸塚通り過ぎて大船の山田電機さんで。250円(たしか)

 

● 袋

 というわけで、こんなに袋が。

 

 最後の山田電機さんは悪いことした。。

「お客さま、会員カードはお持ちですか?
「いいえ
「じゃ、お作りいたしますね?
「いいえ
「えっ・・・(笑顔やや固まる)
「・・・。
「1050円お預かりいたしまーす・・・。(ヨドバシの袋に目をやりながら会計)

 だってカード類増えるとめんどくさいんだ。

● いよいよ箱を開ける

 フタを開ける。キャー

 

 全部だしてみるとこんな感じだ。

 

 袋を破いて、立ててみる。

 

 まだこの時点では、中にハードディスクが入ってないので、
 電源入れても何も起きないはず。
 あ、緊急用のOSは立ち上がるのかな。よく分からず。

● 添付品

 袋に入っているのは、

 

 ・本体立たせるための足
 ・A2版?ぐらいの両面印刷のしおり(説明書)
 ・ネジ3本(短いの2本+長いの1本)

 裏返すと・・・。

 

 ・・・。

 ファームウェア入りのCD−ROMのよう。

 ただ、ファームウェアは何が最新がよく分からないので、
 考えなしに、玄人指向さんのホームページから
 ダウンロードするつもり。

 なので不使用。

● 説明書

 これだけだ。

 表、裏

 (表裏はどちらか勝手に決めました)

 で、表には、分解+組み立ての手順が写真入りで載っている。
 ・・・が、
 「めちゃめちゃ分かりやすい」というレベルではない。

 慣れてる人なら、あのぐらいで十分なのかも知れない。

 僕は、『玄箱をハックしよう!』の解説を読みながら作業を進める。

 で、裏には、ファームウェアインストール後のパスワード類(右上)と、
 仕様(左上)と、
 それ以外の下側3分の2が「注意」と「警告」になってる。

● いざ

 はじめようと思うと

 

 不鮮明だった。
 シールには
  『「玄箱』をあけるときは注意すること。』
  『高電圧部があり危険です。』
 と書いてある。

 まぁ、買ってきたばっかだし大丈夫か。

● まずは半面をはずしてみる

 と。

 

 出た。
 緑色のやつだ。

 基板に何やら所々黒いチップがくっついてる。

 あそこがコンピュータが「考えてる」所なのかなあ。

 など、電子情報工学科卒なのを忘れ、習ったことも忘れ
 しばしにやにやして眺める。

 どれがCPUなのか分からないが、
 玄箱のCPUは、PowerPCっていって、
 たしかマッキントッシュと同じやつだ。

 インテル系でないパソコンを入手するのって、そう言えば始めてだ。

● ガンガンばらしてく

 基板につながっている電源のプラグが固い。

 爪でやってたら痛くしそうだったので、
 マイナスドライバでこじ開けるようにして外した。

 で、こんな。

 

 右の写真には、IDEのハードディスクのプラグが見えてきた。

● とうとう電源も

 はずしてしまった。

 

 ネジを外すとなんだか「カクカク」ってなって外れる。

 この辺でいよいよ、元に戻らなそうな気がしてくる。
 しかし

● そうも

 いってられないので、いよいよハードディスクをくっ付ける。

 

 これだ。
 破るぜ。

 

 中身は白い感じ。

 

 ずっしりと重い。これで320GBも入る。

 フロッピー30万枚分?

● で、しっかりと

 ジャンパピンを設定する。

 

 『玄箱をハックしよう!』によると、このハードディスク、
 「マスタ」になるように
 ジャンパピンを差し替える必要があった。

● 中略

 ここからカメラ画像が、しばし途絶える。

 本気で焦ったためだ。

 「戻らない」

 「フタが閉まらない」

 「元に戻らない」

 「もうこのまま一生、フタは閉まらないんじゃないか・・・・。」

 唯一?残されてたのがこのへんの写真だ。

 

 ハードディスクを取り付け、電源を何とか戻し、基板を戻し終わって一息入れてる。

 左は、その状態。
 右は、その後、さっきのハードディスク(基板の下に収まってる)に
 ハードディスク用の電源と、IDEのケーブルを差し込んだ所。

● 空白の10分間が過ぎたあと・・・

 やっとフタが閉まった。

 

 あとは、飾り?のようなのをはめ込めば万事OK!ヒャッホゥ

 とうとう玄箱、完成!!
 祝・320GB!!!
 ビバ玄箱、ハレルヤ自分!

 ウオー縦置きでしょ。やっぱ。

 

 !

 

 !!